事例紹介

接骨院治療及び運動教室による健康促進

社会福祉 岡山市
くすの木接骨院代表 物部 和彦 氏

代表者物部 和彦 氏

事業所名
くすの木接骨院
HP
https://kusunoki-sekkotuin.com/
住所
〒704-8175岡山県岡山市東区益野町53-7
電話番号
086-897-4113
起業時期
2021年7月29日
事業内容
接骨院事業、トレーナー事業、運動教室等のイベント事業
営業時間
午前9:00~12:30 午後15:00~20:00
定休日
日・祝

自己紹介

私の地元は岡山市東区可知地域で、幼少期から高校まで地域の皆様に支えられながら育ちました。大学進学を機に地元を離れていましたが、この度、移住・起業のタイミングで、生まれ育った可知地域に戻り、現在は妻と子供3人で暮らしています。
8年前までは、接骨院業ではない企業に勤めていましたが、身体のことを考えるきっかけがあり、一念発起し、柔道整復師の免許を取得し、移住・起業することが出来ました。接骨院の業務は大変なことも多いですが、とてもやりがいのある仕事で、人が大好きな私にとっては天職ともいえる仕事に出会えました。

くすのき接骨院 外観
くすのき接骨院 外観

起業のキッカケ

28歳の時にフットサルで足の骨(脛骨)を骨折しました。術後のリハビリは想定よりもかなり大変なものでした。この時、初めて体の不自由さが人間の生活に多大な影響を及ぼすことを知りました。元の身体能力に戻るまで時間がかかりましたが、けがのことを気にせずに生活が出来るということは、人間が楽しく人生を送るのにとても大切な事だと改めて痛感しました。
これを機に、私は治療家の道へ進むべく、開業独立を視野に入れて上京し、信頼できる理学療法士の元、勉学・手技練習に明け暮れました。今後は自分を育ててくれた地元で、一人でも多くの方に、健康で何不自由ない生活が送れるお手伝いがしたいと考え、故郷に戻ってまいりました。

可知小学校体育館の運動教室
可知小学校体育館の運動教室

解決を目指す地域課題

【地域の現状と課題】
地域内には高齢者の運動に適した施設等が無いため、運動機能を得るための運動を習慣化することや、子供の自発性を引き出し、豊かな外遊びができるようなイベントを企画運営することが課題だと感じていました。

【課題解決の効果】
地元の小学校体育館にて、毎月運動教室を実施し、高齢者等の運動意識が高まり、運動方法が改善されています。今後も、地域に根ざす各種イベントを企画し、地域住民の健康促進に携わっていきます。また、栄養改善協議会の協力により、栄養バランスやタンパク質豊富な食事のとり方等のイベントを合同で実施しています。

【今後の展望】
地域住民を中心に、岡山市内の認知活動を進めていき、運動教室を通して高齢者等に運動の大切さを伝えていきます。さらに、地元の高校や近隣の整形外科と連携を図り、医療の幅を広げていきたいと考えています。

くすの木接骨院のスタッフ
くすの木接骨院のスタッフ

相談した相手

県外への移住・起業に伴い、初めに妻に相談したところ、どこまでも付いていくと心強い励ましを受け、妻が各種施策を調べてくれました。次に、補助金事務局に相談し、制度を把握した後に、管轄公的支援機関の岡山商工会議所西大寺支所の吉延様をご紹介いただき、一緒に事業計画書を作成することができました。
営業開始後は、接骨院経営と起業支援金実績報告手続きに手間取りましたが、補助金事務局のサポートもあり、着実に進めることができました。東京圏からの移住者施策の移住支援金も無事に申請することができました。他にも、岡山市の飲食店・美容院経営者、笠岡市「たく整骨院」院長への相談など、多くの人たちにご協力・ご支援いただき、起業を実現できたことを本当に感謝しています。