代表者丸山 由里子 氏
私は、兵庫県の中山間地域で育ち、友人から「ゆりっぺ」の愛称で呼ばれていました(屋号「あんこやぺ」の由来)。
大阪で就職後、時間の流れが速く、忙しさを感じた時に、「あんこ」の作り方に興味を持ち、夢中で作り始めました。また、大阪の「キタの北ナガヤ」でのあんこ販売を機に、友人や販売ネットワークが広がり、好きなことで店舗を持つ夢ができました。そして、美作市に移住・結婚時、大原宿場町の景観に一目惚れし、友人が経営する「難波邸」と一緒に地域を盛り上げたいと思ったことが起業のきっかけでした。
因幡街道大原宿(古町町並み保存地区)は、関西圏からのアクセス(高速道路・電車)が良好ですが、宿場の空き家が増え、店舗も少ないことから、人を呼び込む取組が課題でした。これらの課題に対し、2つの目的を持って解決を目指しています。
①大阪での販売ネットワークを活かし、宿場の空き家「土佐邸」をリフォームした「あんこ喫茶店」で人を呼び込むこと。
②移住支援業者と連携し、店舗を移住相談スポットとすること。現在は、地元の皆様に温かく見守られながら、日々楽しく営業しております。
起業支援金を申請するにあたって、みまさか商工会の担当者の方が事業計画や資金調達に関して相談に乗ってくださり大変お世話になりました。開業後も親身になってサポートしてくださるので心強いです。